中退した場合の履歴書学歴欄の書き方

日本の教育制度は小学校・中学校は義務教育とされていますが、高校・大学は義務教育ではありません。中学校を卒業すると、必ずしもみんな高校に進学するとは限らず、すし職人や大工、漁師など手に職を付けるために、中学を卒業すると就職するという人もいます。また、様々な事情により学校を中退してしまったという人も少なくありません。アルバイトや就職活動を行う時には履歴書が必要となります。学歴を記入しなければならず、中退した場合には中退したことを記入するのか、その前までの学歴を記入するのか分かりにくいことと思います。

履歴書の学歴にはどのように書くの?

中退は最終学歴としては認められませんが、履歴書の学歴欄には「○○大学△学部×学科中途退学」と記入し、中退した理由を簡潔に述べます。中退と聞くと企業側にとってはあまりいい印象を受けず、不利になってしまうのではないかと不安だと思います。だからといって中退したことを偽り、「卒業」と記入することは絶対に許されません。経歴詐称となり解雇されることもあります。中退であっても隠さず素直に記入しましょう。

理由の記載も重要!

また、家庭の事情で中退した場合や、前向きな目的のために中退した場合など、理由によってはマイナス要因になるとは限りません。中退したことにより得ることができたプラス要因は、具体的に記入しアピールするといいでしょう。大切なのは中退したという学歴より、やる気や熱意、社会人としての常識を持った人物です。専門知識や技術を身に付けている場合には、能力や経験が大きなプラス要因となるでしょう。

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