履歴書には油性・水性ボールペンどちらがいいの?
手書きで履歴書を作成する際にきちんと吟味すること無く適当に選んだボールペンを購入していませんか?ボールペンには太さと水性・油性などの性質があり、それぞれの特徴を理解した上で履歴書作成を行うときれいな書類が完成します。ここでは履歴書を作成する際は油性・水性どちらが良いかをご紹介します。
油性?水性?それぞれの特徴
履歴書を書くには万年筆やボールペンが適しています。滑らかでとても美しい仕上がりとなる万年筆ですが、普段使い慣れていないと書きにくくて難しいことと思います。多くの方はボールペンを使用して履歴書の記入を行っていることでしょう。普段何気なく使用しているボールペンには油性と水性があります。
油性ボールペンの特徴
油性ボールペンとは一般的に「ボールペン」と呼んで使用しているもので、色素や定着剤を溶かした溶剤が有機溶剤であるインクを使用しています。耐水性と速乾性があるので、インクが滲みにくいのが特徴です。
インクの粘土が高いため、伝票のようなノーカーボン紙や多数枚複写など、強い筆圧を要するものに適しています。しかし、あまり使用していないとインクが固まってしまい出にくくなります。インクボテが出て汚れてしまうこともあるので注意が必要です。
水性ボールペンの特徴
水性ボールペンとは色素や定着剤を溶かした溶剤が水であるインクを使用しており、軽い筆圧で滑らかに書くことができます。発色性が良くインクの粘土が低いため、長く使用していても疲れないのが特徴です。
オススメなのは油性ボールペン
しかし、紙質によっては滲みやすく、水に弱いので濡れると文字が流れてしまいます。最近では水性でありながら、水にぬれても滲まない耐水性に優れた水性インクもあります。履歴書の提出は必ずしも手渡しとは限りません。郵送する場合も多く雨により濡れてしまい、文字が消えてしまっては元も子もありません。水に強い油性ボールペンを使用した方が確実で安心できると思います。
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