中高一貫校の履歴書学歴欄の書き方

履歴書の学歴欄の中でも記載方法に悩む形式の一つが中高一貫校です。中学・高校それぞれにおいて入学・卒業の記載をどのようにすればよいかわからない方は多いのではないでしょうか。ここではそもそも中高一貫校とは何か、履歴書にはどのように中高一貫校の入学ならびに卒業を書けばよいのかご紹介します。

中高一貫校とは

1998年学校教育法が改正され、中高一貫校が制度化されると私立だけでなく、公立でも中高一貫校が増えてきました。中高一貫校とは中学校と併設又は連携された高等学校に試験を受けずに進学でき、6年間一貫して教育を受けることができる中等教育学校です。

中学校と高等学校が一貫しているので、改めて高校に進学したという実感はあまり湧かないことでしょう。中学校を卒業した生徒は無試験で高等学校に進学することができるので、近年では中高一貫校に進学する人も増えています。中高一貫校に通っていた場合、就職の際に必要となる履歴書の学歴においてはどのような書き方をすればよいのでしょうか。

履歴書学歴における中高一貫校の書き方

履歴書の学歴欄における書き方は「○○中等教育学校卒業」「○○中等教育学校入学」と正式名をそのまま記入します。中学校と高校が同じ名前では、採用担当者が履歴書を見た時に分かりにくいのではないかと気になる人もいると思います。一貫しているとは言え、中学校と高校は別物なので両方とも学歴欄に書かなければなりません。

正式な学校名を記入しなければならないので、「○○中学校卒業」「○○高等学校入学」と分けてしまっては中高一貫校の場合は正式名とは異なります。6年間を一体のものとする中高一貫校では、始めの3年間を前期課程とし、前期課程を修了した人は中学校卒業と同じ資格が与えられます。

後の3年間は後期課程とし、後期課程を修了した人は高等学校卒業と同じ資格が与えられます。よって履歴書の学歴欄には「○○中等教育学校前期課程修了」「○○中等教育学校後期課程入学」という書き方もあります。両方とも正式名なので、どちらで書いても間違えではありません。

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