中学・高校?どこから?年号は?履歴書学歴欄の書き方と注意点

自分の学歴なので、スラスラ書けるはずと考えている方も多いかもしれない履歴書の学歴欄。書き始めてみると、意外と迷ってしまうポイントも多いのではないでしょうか。学校の正式な表記や入学・卒業時期、留学や休学などの特殊なケースなど注意するポイントは意外と多いかもしれません。ここでは履歴書の学歴欄における書き方や注意点をご紹介します。

学歴はどこから書けばよい?

履歴書には必ず学歴を記入しますが、どこから書けばいいのか考えてしまう人も多いと思います。一般的には中学校または高校卒業から記入していきますが、小学校も明記したいという場合は、卒業のみ記入しても支障ありません。

1行目には中央に「学歴」と表題を記入し、2行目から学歴を書き始めます。学歴は古い順に記入し、高校以上(短期大学や4年制大学、大学院)は入学と卒業の両方を記入します。また、学歴の下には職歴を記入するので、職歴の記載が多い場合や転職の場合は、高校卒業から明記しても構いません。

年号は履歴書全体で揃えて記載の省略はNG

年号は西暦・元号のどちらで記入しても構いませんが、学歴以外に生年月日や職歴、資格などの年号も全て統一して書きましょう。卒業して何年も経過していると、何年に卒業したのか分からないこともあります。

間違いのないように、きちんと確認することが大切です。学校名は○○県立や△△区立などから略さず正式名で記入し、高校や大学などは学部や学科も全て記入します。入学と卒業の学校名・学部・学科などが同じでも、「同校」や「〃」と略さず全て記入しましょう。

中退や留学など特殊なケースの場合には注意が必要!

新卒者の場合は最後の学歴を「卒業見込み」とします。また、中途退学した場合には、「○○大学中途退学」と記入し退学理由を明記します。学歴では何を勉強していたのかを見るので、大学での卒業論文やゼミの研究テーマなどを記入することで、企業にアピールすることができます。

留学経験がある場合は、大きなプラス要因となります。1年以上の留学経験がある人は学歴として記入できるので、国名や州名も全て正式に明記しましょう。

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