倒産や会社名が変更された場合の履歴書職歴欄の書き方
職歴を記入する際に会社が倒産してしまった場合や会社名が変わった場合に記載内容がわからず困ったことはないでしょうか。特にリーマン・ショックによる景気低迷で倒産やM&Aが増えたことでこういった事例は増えていると考えられます。ここでは履歴書職歴欄への倒産・会社名変更の書き方をご紹介します。
社名変更が発生する理由
転職を考えた場合、初心に帰り就職活動を行うことと思います。転職が初めてではなくても、履歴書の記入に慣れている人は少なく、一から調べて記入することでしょう。多くの企業は日々研究や開発を重ねており、事業拡大をしているところも少なくありません。
入社した時は有限会社だった企業が、現在では株式会社に会社名を変更しているケースも多くあります。また、吸収合併により会社名が変更されていることもあります。会社名が変わってしまった場合は、履歴書の職歴には当時の会社名を書くのでしょうか、それとも新しい会社名をかくのでしょうか?
社名が変更された場合の職歴欄の書き方
会社名が変更した時は、1つをカッコ書きにして新旧両方の会社名を記入します。履歴書の職歴欄へ入社当時の会社名を明記した場合、「○○株式会社(現・△△株式会社)入社」と明記します。新しい会社名を明記した場合は、「△△株式会社(旧・○○株式会社)入社」となります。
社名が変更された時期や理由などは書く必要はありません。但し、吸収合併などで会社に変革があった場合には、新旧両方の会社名を記入した下の行に、「××株式会社との合併により社名変更」と理由も履歴書に明記しましょう。
倒産の場合の書き方
景気が低迷している時期が長いため、中には勤務先が倒産してしまったという人もいると思います。その場合は履歴書へ退職を記入する際に「倒産により退社」と明記するといいでしょう。
また、勤務先が倒産したと履歴書へ明記すると、マイナスイメージになるのではないかと心配される人も多くいます。経営に携わっていない場合には、採用の審査に特に影響はないのでご安心ください。
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